2019年映画ベスト10

どうも、りゅうせいです。 ということで2019年映画ベスト10を発表します。選んだ基準は思いっきり主観で観て琴線にきた映画です。ようするにおもしれー!!ってなった映画ですね。

ちなみに2019年に公開した映画は81作品観れました。

第10位『アナと世界の終わり』



映画『アナと世界の終わり』予告編




第10位は『アナと世界の終わり』です。 ゾンビと戦う高校生たちを描いた青春ミュージカル映画で今年の10位枠です。もう!好き!!っていう。

ゾンビ×ミュージカルの相性がこんなに良いなんて...!と感動しました。まさにマリアージュですね。 で、組み合わせの珍しさだけで勝負した作品かと思いきや、これがなんと最高の青春映画に仕上がってるんですね。 とにかくこの映画、素直で実直で、ゾンビ映画としてもミュージカル映画としても手を抜かずに真っ直ぐ向き合っているので応援したくなる。 ゾンビ映画らしさ、ミュージカル映画らしさ、過去の名作の良いところをしっかり盗んでいます。

悪く言えばよくある演出なのかもしれないけど、僕はその素直さが好印象でした。好きで楽しんで映画を作っているような感じがすごく伝わってきました。

基本的にはコメディ調で誰にでもおすすめできるような気軽に観れる作品なんですけど、意外とゴア描写もしっかりやっていて、おぉーなかなかやるじゃないのってなります。

そして、今作は曲がとにかく良いんです。 リアルな世界とゾンビ世界のどちらにもリンクするような歌詞は現代社会への風刺を効かせながら若い人たちの心にグッとくるものになっています。

サントラを聴いてるだけでもすごく楽しいです。僕はイケイケ男子集団が出てきてゾンビをぶっ倒しまくるところの曲がめちゃめちゃ好きですね。

あと魚のうた。


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第9位『愛がなんだ』



切なすぎる…岸井ゆきの×成田凌『愛がなんだ』予告編

第9位は『愛がなんだ』です。 岸井ゆきの、成田凌主演のダメな女、ダメな男たちのダメな恋愛を描いた作品です。 この映画、とにかくダメ恋愛を見せられるんですけど、他と違うのはダメ恋愛を「だめでもいいじゃん」って優しく包み込んでいることです。

都合のいい存在になっているがわかっていても尽くしてしまう人たち。 いますよねーそういう人。周りに忠告されても無視して結局失敗する人。で何回も繰り返す人。

で、岸井ゆきのさんと成田凌さんのダメ女、ダメ男っぷりが素晴らしい。 いる!こういう人いる!っていう絶妙なリアリティがあってより物語に感情移入してしまいます。他にも深川麻衣さんや若葉竜也さん、江口のりこさんもよいキャラしてました。

自分はそんな恋愛したことないし、あーこいつら駄目だなーと思いながら何故か他人事には感じられないんですよねー。

たぶん、自分含めこんな恋愛するやつ馬鹿だなと思ってる人たちもいざそういう人が目の前に現れたらやっちゃうと思うんですよ。 実際たくさんいましたもんそういう人。明日には自分がそういう人になってるかもしれない。

この映画の登場人物が恋する相手はみな自分にはないものを持っている(ように見える)異性です。自分にはないものを持っている憧れがいつの間にか恋に変わってるんですね。 憧れが恋に変わるのはおかしなことではないのかもしれないけど、果たしてそれは“愛”かといわれればどうなのだろう。

自分にないところを埋めてくれる存在を想い、相手に尽くす彼らはその行為を愛だと思っているのかもしれないがその実は自慰行為に他ならない。 ただあなたが幸せになってほしいだけというその想いも相手にとっては愛ではないのかもしれない。

相手にも自分にも互いに得るものがあってこその“愛”なんだと思います。 そしてそれに気づいたときに自分はどういう行動をとるのか。この映画はその選択を肯定も否定もしません。

今作は『愛ってなんだ』ではなく『愛“が”なんだ』なんです。


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第8位『ハウス・ジャック・ビルト』



『ハウス・ジャック・ビルト』予告編 6/14(金)公開

第8位はラース・フォン・トリアー最新作『ハウスジャックビルト』です。 2011年にカンヌ国際映画祭を追放されてから7年、衝撃の作品を携えて遂に鬼才が戻ってきました。

強迫性障害の殺人鬼ジャック。建築家を目指していたはずの彼が殺人を犯し地獄に堕ちるまでの12年間の軌跡を5つのエピソードから明かすのが今作です。 カンヌ国際映画祭で途中退席する人が続出するのも分かるほどショッキングな映像が続くんですけど、上映後に拍手喝采が沸き起こったのが分かるほどにセンスが抜群でもはや芸術の域に達したシリアスコメディ。

コンプラ?知らねえ。

とにかくジャックの凶行っぷりが凄まじくて、とくに3つ目のエピソードが辛すぎて見てられない。悪趣味にもほどがあります...今思い出しても気持ち悪くなる...

でも、ここからがこの映画のすごいところですよ。信じられないと思いますけど、

めっちゃ笑えるんです。

強迫性障害の主人公が殺人を犯したあとに、ちゃんと証拠隠滅をしたのか気になって何度も犯行現場に戻ってしまうところなど、胸くそ悪い殺人シーンを見せられているのにめっちゃ笑っている自分がいるんですね。

映画だからこそできる強烈なブラックコメディに、様々な絵画や文学を引用する芸術性は視覚的にも楽しくてラース・フォン・トリアー監督の才気が爆発しています。

SNSによくいる皮肉や風刺、比喩を表面でしか判断できずに怒り狂う人にはおすすめできませんが、聡明なあなたには是非見てほしい。

建築家を目指したジャックが建てる家とはいったい...


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第7位『アクアマン』



映画『アクアマン』US版本予告【HD】2019年2月8日(金)公開

第7位は『アクアマン』 ジェイソン・モモア主演の海洋大冒険ファンタジー。

監督は『SAW』や『死霊館』を生み出したホラー映画界の巨匠ジェームズ・ワンです。ホラー映画で培った演出のノウハウをアメコミヒーロー物に見事に落とし込み、大傑作に昇華させるという素晴らしい手腕はさすがでした。

王道アクション映画として完璧に近い完成度で、歴代アメコミ映画、歴代アクション映画のなかでもNO.1にくい込むくらいに面白かった。

とにかくアクションが素晴らしく、どうやって撮ったの!?っていう見たことないアクションの連発で大興奮の143分。 プラス、透き通るように美しい映像にキメ絵カットのかっこよさ、神話を目の当たりにしているような気分でした。

ストーリーは至ってシンプルな貴種流離譚で昨年大ヒットした『バーフバリ』に通じるものがあります。そういえば『バーフバリ』もキメ絵カットが滅茶苦茶かっこよかったですよね。

とはいえ、シンプルなストーリーといってもやってることはすごく高度なことで、まず現在と過去回想を行き来する構造に次々と場面が変わる展開。基本型がシンプルだけに構成をしっかりやらねば混乱し、破綻した物語になってしまうのにも関わらず、これが全く混乱しない。 ずっと海の中というのも、下手すると飽きてしまいそうだが全く飽きない。

ボリュームたっぷりのステーキを食べてるのに全く胸やけしないような感覚です。

サントラは超ダサいんですけど、それすらクセになってきます。


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第6位『グリーンブック』



【公式】『グリーンブック』3.1(金)公開/本予告

昨年のアカデミー作品賞を受賞した(色々言われてましたが)『グリーンブック』が第6位です。シンプルに感動した映画です。

簡単に言えば、デコボココンビのロードムービーなんですがそのなかに黒人差別とは?ということが盛り込まれていてたくさんの気づきを与えてくれた映画でした。

基本的にはコメディ調で笑えて楽しい映画なんですが、そのすぐ側には差別という暗い影を落としていて常に緊張感をはらみます。 何気ない描写にも差別的な文脈があって、それに気づくと同じシーンも全く別の物にみえます。

例えば、白人のヴァレロンガがちょっと車から降りるときにも必ず財布を持ち歩く何気ない描写や、今作屈指の楽しいケンタッキーのシーンも文脈を知ると深い意味を持っていたことに気づきます。

僕は初めてこの映画を観たときはそんなことは知らなくて、ただ楽しいなー良い映画だなーと思っていたのですが、それに気づいたときに自分が恥ずかしくなる共にもっと勉強しなくてはと思いました。

今まで簡単に差別は駄目だと言っていたけど、何も知らなかったしそれだと自覚なく相手を傷つける可能性があり差別をする人間も変わらないんだと気づきました。 差別を分かっているつもりで何も分かっていませんでした。

それでも辛い現実を前に毅然と立ち向かい笑って吹き飛ばす二人を見ていると心の底から応援したくなるし、彼らが当たり前の優しさに触れたとき、恥も外聞もなく号泣してしまいました。


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第5位『アス』



『アス』予告編90秒

第5位はホラー映画から『アス』です。 『ゲット・アウト』で予想の斜め上を行く傑作ホラー映画を送り出したジョーダン・ピール監督がまたやってくれたなー!という感じです。

ホラー映画といっても、そんな極端に怖いわけではないです。『へレディタリー』みたいな「お前ふざけんなよ!めっちゃ怖えーじゃねーか!!ちびったわ!!!」みたいな怖さではないです。

まあそれでも怖いんですけど、けっこう笑えるんですよ。 『ゲット・アウト』でもそうでしたけど、元々コメディ畑の人だったジョーダン・ピール監督らしいウェットに富んだブラックコメディホラーに仕上がってました。

緊張感のある場面でふっと笑える場面が訪れるので緩急がすごくあるんですね。 で、気が緩んだところに恐怖がバンッてくるという。

すごいバランス感覚だなと思います。

そして監督のメッセージ性ですね。 ここが好き嫌い分かれるところではあるんですけどぼくはドンピシャでした。

監督自身の子どもの頃の体験から着想したこの映画は『グリーンブック』とはまた違った方法で差別を描いています。 そしてそれは明日は我が身なんじゃないかと不安になる怖さ。観終わった後にこそこの映画の怖さを感じました。そういう意味ではすごい映画体験でしたね。

あとはサントラがめちゃめちゃ良いです。 2019映画サントラベストは『アス』です。オープニングで流れる「Anthem」という曲があって、聖歌隊がきれいな歌声が流れる曲なんですけどこれが超不気味で怖い。どうやら怖さを増幅させるために存在しない言語で歌わせているらしいです。サントラを担当したマイケル・エイブルズさん今後要チェックです。

冒頭で流れる「ハンズ・アクロス・アメリカ」の映像、『Us』というタイトル。とするとこの映画のテーマは一目瞭然です。 “わたしたち”という存在とはいったいなんなのか。

「見よ、わたしは彼らに災いをくだす。彼らはこれを逃れることはできない。わたしに助けを求めて叫んでも、わたしはそれを聞き入れない。」
エレミア書11章11節


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第4位『HiGH & LOW THE WORST』



映画『HiGH&LOW THE WORST』10月4日(金)全国公開(予告編)

元々ハイローシリーズは好きだったんですが、娯楽作品として気軽に観る感じで、他の映画を差し置いて年間トップ10に入るような感じではありませんでした。 今回のザワも好きになるのは分かっているけどまあランクインするようなものではないでしょうも思っていました。

でも、至極単純、シンプルに心を鷲掴みにされてしまいました。 上映中はもうなんかただただ興奮しっぱなしで子どもの頃に戻ったような感覚でした。

うわああ!!うおおお!!オラアアア!!グゥルゥァァァ!!○✕□△×#%^✕✕¥//”:/@!!!

でも、それだけじゃないんですよ。それだけなら4位にはなりません。 この映画、アイドル映画とかティーン向け映画とかそういう次元の映画じゃないです。 LDHファンが金を落としているからヒットしている作品じゃないんですよ。

邦画アクションをネクストレベルに引き上げる歴史的な作品ですよこれは。 『アクアマン』に劣らぬどうやって撮ってんの!?っていうアクションの数々。 奥行き、高さを駆使して立体的に展開する空間構成はアクションシーンに今までない迫力を与えていますし、ひとつひとつのショットがまるで絵巻物を見ているかのように荘厳美麗。

それから交通整理の上手さがこれまでのシリーズ作品よりも際立っていましたね。 ・鬼邪高校、鳳仙高校、希望が丘団地というグループが出てくる。 ・それによるキャラクターの圧倒的多さ。 ・『ハイロー』らしさと『ワースト』らしさをどちらも出さなければいけない。 ・その上で違和感なく2つの世界を融合させる。

ザッとこれだけみてもこの映画がどれだけ難しいことをやろうとしているのかわかるはずです。『ザワ』はこれを見事に高次元なレベルで実現しているんですよ。 ものすごい技術が詰まった映画です。

そして何より一番はキャスト陣の熱量の高さ。 各キャラクターを演じた役者さんたちの熱量がものすごい技術と化学反応を起こして映画の面白さを底上げしています。

日本アクション映画の歴史に残る素晴らしい作品だと思いますので食わず嫌いしている方も是非見てみてください。

あと小田島有剣...尊い...

lociepatay.hatenablog.jp




第3位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』



映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』予告 8月30日(金)公開

あぁ~~ありがとうタランティーノ!! 幸せだ〜。

なんかもう僕が観たかったものを全部見せてくれました。 タランティーノ流に歴史を救う素敵なおとぎ話。これが映画の魔法だ!って思いました。

159分という長さを全く感じさせないくらい夢中になっちゃいました。 痛快で爆笑できるんだけどほろりと涙が出てくるラストは映画史に残る名シーンになったと思います。

ディカプリオとブラピの初共演っていうだけで理性を失うくらいの大興奮案件なんですけど、その期待を遥かに上回るものを見せてくれたタランティーノ監督に圧倒的感謝です。

で、またディカプリオとブラピが初共演とは思えないほどに相性抜群で...! 長年連れ添った熟練夫婦みたいな空気感がありました(笑) かわいいかわいいディカプリオにかっこいいブラピを観ているだけでも多幸感に包まれます。

タランティーノから見える1969年のハリウッド、そこに生きるリックとクリフ、そしてハリウッド・スターたちが紡ぐ物語。

昔むかし、ハリウッドというところで...


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第2位『宮本から君へ』



映画『宮本から君へ』予告編(90秒)

2019年に観た映画で一番カロリーが高かったんじゃないでしょうか。 思いっきり心臓を殴られたような感覚になりました。 (あとこの映画のせいでラグビーワールドカップを純粋に楽しめなかった...笑)

出てくる登場人物ほぼ全員嫌いなんですけど、とにかくうざい。 融通は効かないしうるさいし汚いし。心の中で何度もうざっ!って叫びました。

でも、すごく感情移入しちゃって観てしまうんですよ。 たぶん嫌いなのは彼らの怒りが自分に向けられているような気がするからで、それでも感情移入してしまうのは彼らの生き方にどこかで憧れているから。

クソゴミラグビー野郎(本当にクソ野郎で僕的2019年NO.1悪役です。)に泥臭くても醜くても立ち向かう宮本の姿は僕たちが大人になる過程で忘れかけていた姿で心の底から応援してしまいます。

矜持を捨てないことが世界に負けない唯一の方法なんですよね。 宮本から僕への怒り、しっかり受け取りました。

一応ドラマからの続きの映画なんですが、映画単体でも十分に楽しめますし心にグッとくる作品です。


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第1位『?????』

2019年もたくさんの良作映画に出会えたし、たくさんの素晴らしい映画体験ができましたし、新作は81本しか観れませんでしたが、もっと映画が好きになる1年でした。2020年はもっとたくさんの新作映画を観に行きたいです。 さあ、そんななか2019年公開映画で最も僕の琴線にきたベスト1は...!

2019年映画ベスト10、第1位は......『アベンジャーズ/エンドゲーム』です!
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映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』本予告編

正直ランキングに入れていいものなのかな?って悩みました。この映画を観たときの高揚感は今までの積み重ねによるものであって、これ単体の面白さではないですし。 もう別枠でいいんじゃねっていう。

でも、やっぱりこの映画体験は何十年後も忘れられないものになるでしょうし、何にも代えがたい181分でした。なのでどうしても外すことができなかった。

正直不満はめっちゃありますよ。言いたいことが山程あります。でも、映画を観終わった後もしばらく立ち上がれなかったし、アベンジャーズ以外のことを考えたくない時間が続きました。

ファンサービス的なシーンもそうですが、それ以上に何気ない所作など細かいところにまでキャラクターの個性が出ていて、彼らは確かにそこにいたという実感をさせてくれる演出には確かな技術を感じますし、そういうところに気づけば気づくほど涙が止まらなくなりました。

11年積み重ねて1つの作品を作り上げるというのは今までにない試みですし、間違いなく新しい映画の形として歴史に残る作品群になったと思います。

初期アベンジャーズ、特にアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーが揃ったときは激アツでしたし、彼らの長い物語として最高の終着点でした(ソーはもうちょっと先かな)。

応援上映も最高だった。アベンジャーズアッセンブルのときは大興奮でめっちゃ楽しかった...

lociepatay.hatenablog.jp

個人的にエンドゲームを通して繋がった人間関係とかもたくさんあったのでそういうのも含めて最高の映画体験でした。

結局エンドゲームが1位かよと思うかもしれませんが、誰がなんと言おうが俺は好きなんだよ!!っていう気持ちの1位です。

ありがとうアベンジャーズ。I LOVE YOU 3000.