見た目は大人、中身は子ども。札幌で『名探偵コナン 紺青の拳』根性の応援上映に行った話。

噂でコナンの応援上映はヤバイと聞いたことがありました。キャラへの愛が尋常ではないと。

これは本当なのか。コナンの応援上映はヤバイのか。これはこの目で確かめるしかない。

ということで応援上映シリーズ第五段、『名探偵コナン 紺青の拳』根性の応援上映に行った話です。

根性の応援上映に行こうか迷ってる人、行くけどどうやって声を出せばいいのかわからない人、是非参考にしてください。

※ここからはネタバレ有りのレポートとなります。















結論から言います。コナンの応援上映はヤバイ。 これがただ一つの真実である。

とにかく熱気がすごい。キャラへの愛の叫びに統率のとれたツッコミ。ここぞという場面の盛り上がり。会場が真っ赤に染まるエンドクレジット。

そしてリシ君には優しいのにレオンには手厳しいみなさん...

コナン✕応援上映はこんなに相性が良いのか... というかアニメオタク文化✕応援上映が相性最高なんだろうなー。 圧倒されっぱなしでした。アニメは強いっすわ。

ということで、根性の応援上映札幌会場にいた最高な人たちのレポートです。

・自分で叫んだことで爆笑してしまう男性

応援上映では誰かが叫んだことで会場で笑いが起こる場面がしばしばあります。

面白いツッコミや掛け声。そういうのは会場を一体にします。もちろん今回の応援上映でもそんな場面が多々あった。

そんななかで異彩を放っていたのが彼です...

彼は自分で叫んだツッコミなどで自分で爆笑してしまうのである。

シェリリン・タンが頼んだ飲み物を当てると言うレオン・ロー。会場では思い思いの飲み物を叫ぶ。彼も叫ぶ。そして爆笑する。

見事にシェリリン・タンの飲み物を当てたレオンに対して「すごーい!キャハハハ!!」

蘭姉ちゃーん!キャハハハ!! 真さーん!キャハハハ!!

周りの人はもはや彼の爆笑で笑っている、そして待っている。

彼からは湯水の如くツッコミが聞こえてくるが、なかには全くおもしろくないものもある。 まあスベっていようが彼自身が爆笑するほど面白ければいいのだ。なんて思っていると彼は笑わない。

え、?

この人、自分でスベってる...

斬新すぎる...

・ドスの利いた声で灰原愛を褒める女性

彼女は灰原愛が大好きだ。

だから愛ちゃんが何をしても褒める。 「灰原かわいい!」 「灰原いい女だなあ!」 「できる女だなあ!」

でもね、その声のトーン、ヤ○ザがどうやって落とし前つけるのか尋ねるときのトーンだよ...

・ジャマルッディンを愛しすぎた女性

数多の「安室の女」を生んだとされる前作。自分のことを安室の女と呼べる図々しさがすごいなと思いました。

そんな前作を受け、満を持して登場したキッド様こと怪盗キッドとその宿敵、京極真。

キッドの女vs京極の女の激しい応援合戦が繰り広げられるのだろうと思いわくわく。

しかし今回最も輝いていたのはキッドの女でも京極の女でもなく、ジャマルッディンの女だった。

コナンが灰原にパスポートをねだるシーン、空手大会のチラシがでてきたとき「ジャマルッッッッッディィィィィィン!!!」という叫びがこだました。

この瞬間彼女が今回の応援上映の空気を全て持っていった。そしてジャマルッディンを自分のものにした。 これ以降誰かがジャマルッディンへの愛を叫ぼうともそれは二番煎じになり彼女には敵わない。

彼女はジャマルッディンが出てくるたびに異様な熱で愛を叫んでいた。 なにが彼女をそこまで熱狂させるのだろう...

彼女には是非ジャマルッディンを100億の男にしていただきたい。

・元太が好きすぎる人

は別にいなかった。







というわけで、めちゃくちゃ楽しい応援上映でした。 コナンのファンは変態が多い。確信しました。

僕の求めていた方向性とはまたちょっと違ったけどこれはこれで狂ってて面白かったです。 大好評につき第2弾もやるとのことで、是非みんな行っていただきたい。行きましょう。